
下地窓
こんばんは
先日、茶室の調査に行かせていただきました。
はっきりとはわかりませんが
おそらく明治時代のものらしいのです。
とても綺麗で今でも使えそうなのですが、
今は茶室としては使われていないということでした。
色々な茶室にお邪魔させたいただくと
とてもいろんなお茶室があり
「なぜ作ったのかな」とか
「誰のために作ったのかな」とか
「どんな想いで作られたのかな」とか
想像するととても面白く、
「どんな人がここでお茶をされたのだろうかなど」
どんどん興味をそそられてしまいます。
庭や建物の方角なども含め
そこにある窓から見えるものや
その時間帯によっての
そこにある窓の位置から差し込む光の行方を
追っかけて見たり
大切に磨かれた
柱などから思いや背景を
感じる事ができる
ただの想像ですが・・・。
そんな思いを
いつまでも大切にしたいなと感じさせられます。
使ってあげてもらえたらなと
いつも思いながら茶室をあとにする
今日の茶室との会話でした。