今日の記事は
少し前のニュースのことです。
「浸水住宅でカビ被害相次ぐ」
というタイトルでニュースが流れてました。
リンクを貼りたかったのですが、
リンクからは動画が見れなかったので
記事と写真で確認してください。
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本文全文
去年の西日本豪雨で、浸水したあと修復するなどして住民が暮らし続けている住宅で、カビや悪臭の被害が相次いでいることがわかり、専門家は、床下に流れ込んだ泥や水を吸った断熱材などがカビの原因になるとして取り除くよう呼びかけています。
去年7月の豪雨で、県内では1万6000棟あまりの住宅が浸水などの被害に見舞われ、このうち修復や掃除をしたあと住民が暮らし続けている住宅でカビや悪臭の被害が相次いでいます。
先月末まで被災した住宅に関する無料相談を受け付けていた県建築士会によりますと「壁が黒ずんできた」や「においがする」といったカビに関する相談や問い合わせが53件寄せられたということです。
岡山市東区の齋藤貢さんは、去年の豪雨で自宅が床上まで浸水したため、一部の畳を張り替え、水につかった床や家具を水拭きして乾かして住み続けてきました。
しかし、しばらくすると床に敷いたじゅうたんや張り替えた畳にカビが浮かび上がってきたほか、本棚の底板や並べていた本にもカビが生えました。
結局、床を張り替えざるをえなくなり、工事を行った結果、流れ込んだ泥で床下全体が覆われ、床下の木の枠組みが水を含んでもろくなっていたということです。
齋藤さんは「水害に遭うのが初めてだったので、床や家具をきれいに拭いて乾かしたら大丈夫だろうと思っていた」と話しています。
浸水した住宅の復旧に詳しい、新潟県にある長岡技術科学大学大学院の木村悟隆准教授は、床下に流れ込んだ泥や水を吸った断熱材などがカビの原因になるとして、すでに修復した住宅でもできるだけ取り除くよう呼びかけています。
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出典元 NHK NEWS WEBより
このたび大変お世話になり、たくさんの力を貸しておただいた
木村悟隆准教授もコメントされております。
何か気になるかたや、
少し不安な方は
一度、大工さんや建築屋さんなどに相談してみてくださいね。
平成28年の北海道の災害でもこのような被害が出ております。
また先日、お邪魔させていただいた、
愛媛では社会福祉協議会の方が
床下浸水の家に点検のお願いをして回っているというお話も聞きました。
全てを防ぐことはできないかもしれませんが
少しでも減らせることができたのかもしれません。
そして状況によってしなければいけなかったのかもしれませんが
もし建築屋として携わっていたなら
何が大切なのか寄り添うことが大切かもしれません。
リフォーム後の現場でも後からカビが出てきたなどの被害も出てます。
もし工事や修復作業として携わっていたのならですが。
それは
「誰のためになるのか」
「なんのためにやるのか」
その瞬間だけ見ていても
答えは出てこないかもしれません。
でも考える必要があるのではないでしょうか?
被災された方は
心も体も余裕がない方もおられます。
その時、建築屋として
そして一人の人として
そしてプロとして
どんな対応をすべきか
どんな言葉をかけるか
など
真剣に考えることが大切かもしれませんね。
ちょっとしたつぶやきです。