みなさんこんにちは

だんだん春になってきましたね〜

暑さ寒さも彼岸までという言葉もありますが

まだ寒い日もあり気を抜けませんね

でも桜もちらほら顔を見せ始め、何やらワクワクする季節です。

しかし巷では「ムズムズする季節(花粉)」という方もおられるみたいですので

どうぞご自愛ください。

 

今日は

前、現場であった職人さんとの会話で思ったことを書きますね

その方は、解体屋さんなのですが

その現場は、隣の家とも空間も狭く、大きな機械が入らないため

手作業で解体せざるを得ない現場でした。

日々現場に入ってくださってて

毎日とても一生懸命頑張っててくれて

 

朝、綺麗な作業服できて、

帰る頃には作業服は汚れまくって帰って行かれます。

「おっちゃん! いつもありがとうね

大変な仕事だけどよろしくお願いします。

頑張ってよ〜」

と声かけると

ハニカミながら少し笑顔

「ん?」

「珍しいことを言うな〜お前」

って、おっちゃん

「なんで?」

と聞くと

「どこに行っても現場の近所の方や、

業者さんまでもが嫌がるし迷惑がることがあるんよ」

「結局俺らの仕事は形に残らない仕事だからなあ」

「大工さんなんかとは扱いが大違いなんだよな〜」

って

どこかで聞いたことがあるようなセリフでした。

 

「僕らの仕事は工事中は必要だけど

工事が終わったら撤去しなきゃいけないものなんよ

形に残る仕事じゃないんよ」

 

ってだいぶ前にそんな言葉に似た会話を聞いたことが・・・

その時も

同じことを僕は言ったと思う。

「でもあなたがいなかったらこの工事は完成しないんですよ」

「たとえ工事が終わったらなくなるものだとしても

あなたがいい仕事してくれるから、僕たちもいい仕事ができるんですよ」

「最終的に目に見える形にしたのはあなたたちじゃないかもしれないけど

みんなで一緒に作り上げたものなんですよ」

って

 

どうしても目に見える仕事をしてる人を

すごいと思いがちです。

でも

一人ではいい仕事なんてできないんです。

 

結果、いい仕事ができたのは

業者さん、営業さん、材料屋さんやお客さんも含め、全てチームプレイだと思うんです。

 

自分の仕事だけがいいように終わっても

それって本当にお客様の求めるいい仕事じゃないと思う。

 

後の業者さんがやりやすいように収めたり

それぞれの思いやりの中でいい仕事が生まれて来るんじゃないかな

それが最終的にお客様への思いやりにつながる。

だから目の前の仕事に誇りを持って、頑張ってほしいな

 

家づくりだけでなく

全てがそうじゃないかな

 

もっと僕たちも楽しさや誇り、感謝

思いやりやこだわり、プライドなども感じながら伝えていけたらいいな。

 

それが

みんなの笑顔につながるように